レンフェは本日、プレスリリースにて来年4月6日から運行が開始する格安AVE「AVLO」の料金は購入時期などによって変動し、10€〜60€程を想定していると発表しました。

料金は、競合交通機関となる飛行機やバス、また自家用車や相乗りのカープーリングサービスに対抗できるものとなっています。
従来のAVEのマドリッド・バルセロナ間ツーリストクラス普通運賃は、ノンストップ便利用の場合は127,10€、サラゴサなど途中駅に停車する列車の場合は107,70€となっており、約半額以下の料金となります。
もちろん従来のAVEにも、早期購入などの割引が導入されており、50€前後で購入できる場合もあります。
ちなみに同区間を高速バスや、カーシェアリングサービスをした場合は通常30€前後となります。
また、大人と同伴の場合は14歳以下の子供は1人5€となることが発表されました(大人1人につき子供2名まで)。
「AVLO」のサービス面については、LCC航空会社と同様のものとなり事前座席指定は有料、荷物許容量は小型のスーツケース(55x35x25cmまで)1つ+携行品(27x36x25cmまで)1つまでとなっており、許容量を超える場合には追加料金が必要です。
また、従来のAVEで提供されているWifi接続による車内エンターテイメント、カフェテリア車両の連結、車内販売等は「AVLO」には搭載されず、列車遅延時の返金もも「AVLO」は適用外となります。
1月に予定される販売開始と、そこで明らかになるサービス詳細が待ち遠しいですね。
Renfe aprueba la estructura tarifaria de Avlo y una propuesta de actualización de precios para 2020
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