旅行の予約やネットショッピング、Uber Eatsのデリバリーなどオンラインで決済する機会は多くなっています。
クレジットカードやデビットカードで支払うことが多いと思いますがカードの不正使用などが気になる候補に上がるのはVISAやMasterCard®のプリペイドカード。
そこで今回はおすすめのプリペイドカードについて見ていこうと思います。
顧客に対しオンライン決済用のプリペイドカードを発行している銀行もありますが、今回は銀行口座に紐付けされない独立型のプリペイドカードを紹介したいと思います。
有名なものにCorreos(スペインの郵便局)の発行するプリペイドのMasterCard®がありますが、全国のCorreosで簡単に入手できる反面、発行料は6€、チャージ時にも1,50€〜2€の手数料が発生します。
今回紹介するのは「Bnext」というFintech企業の発行するのプリペイドVISAカードで、銀行口座を開設することなく、発行手数料や年会費も無料で申し込みが可能です。
- 発行手数料・年会費無料
- 申し込みやチャージ、カードの管理はアプリからで便利
- クレジットカードからのチャージも手数料無料
- 最大2%のポイント還元(Programa Freeの場合)
- 最大4%のポイント還元(Programa Proの場合)
以前はカード利用額の1%キャッシュバックなんてザラにあったのですが、昨今のカード加盟店から徴収する手数料の減少のせいか最近スペインではカード支払いに対するポイントの付与やキャッシュバックなどのあるカードが少なくなってきました。
そんな中で「Bnext」カードの1%〜最大4%のポイント還元率はとてもお得ですので、「Bnext」ポイント還元について詳しく見てみましょう。
まずは年会費無料のFreeプランの場合
- Bnextカードでの支払いで通常1€=10pts加算
- パートナー企業*での支払いはWポイントとなり1€=20pts加算
- ポイント利用はパートナー企業*での支払額に充当(1000pts=1€または1500pts=1€)
- 1年間(1月〜12月)に6万ポイントまで利用可能(最大60€相当)
- 残りのポイントは翌年へ繰り越し
パートナー企業とは
この表に並ぶサービスのアイコン、きっときっと見たことありますよね。
これらの企業でのカード利用は全て加算ポイントが2倍となるパートナー企業です。
Uber Eatsのデリバリー、配車アプリのCabify、動画配信のNetflix、音楽のSpotifyなどの支払いもポイント2倍の対象となります。

例えば、Uber Eats(パートナー企業)で100€の支払いに「Bnext」を使用した場合2000ptsが加算され、この2000ptsは次回Uber Eats利用時に2€に充当すること可能です。
つまり100€のカード利用で2€の還元、2%の還元率となります。
パートナー企業以外での利用では100€の利用で1000ptsが加算されますので還元率は1%となります。
以上が、年会費無料のFreeプランの場合のポイント還元システムとなります。
年会費有料のProプランの場合
- Bnextカードでの支払いで通常1€=20pts加算(Freeプランの2倍)
- パートナー企業での支払いはWポイントとなり1€=40pts加算(Freeプランの2倍)
- ポイント利用はパートナー企業での支払額に充当(1000pts=1€または1500pts=1€)
- 1年間(1月〜12月)に100万ポイントまで利用可能(最大1000€相当)
- 残りのポイントは翌年へ繰り越し
- 年会費99€が必要
これを上のUber Eatsの例に当てはめると、100€の注文で4000ポイントが加算され、次回利用時には4€に充当することが可能となるため還元率は4%にアップします。
パートナー企業以外における支払いでは100€の利用で2000ptsが加算されますので還元率は2%となります。
日本でもたくさんのプリペイドカードが発行されていますが、海外利用時の手数料がクレジットカードに比べて往々にして高く設定されています。
今回紹介した「Bnext」のプリペイドVISAカード、こちらのリンクから申し込むとカードのスピード配達(24h/48h)が無料で利用でき、また5€のカード残高がプレゼントされるプロモーションが利用できます。
申し込み方法はとても簡単で、リンクをスマホで開きアプリをダウンロード。
名前、メールアドレス、電話番号、DNIまたはNIEなどの必要事項を記入し、本人確認書類をアプリ内で撮影・アップロードします。ここまでの所要時間は約3分ほどでアカウントが作成されます。
アカウント作成が完了すると、次は入金です。
初回チャージは25€以上となりますので、手持ちのクレジットカード・デビッドカードで入金支払いをすると、すぐに残高に反映されます。
入金が終わると、次はカードの発行となります。
スピード発行を選択し、発送先の住所を入力して終了。
あとはカードの到着を待つだけです。
アプリのダウンロードからここまで10分弱で終了と、「Bnext」の申し込みはとても簡単。
なお「Bnext」はプリペイドカードのみ発行のため、IBANなどが作成される銀行口座は開設されません。振込みでチャージをする場合はBnext運営会社の口座宛にユーザー番号を付加し本人の銀行口座からの振り込みが必要になります。クレジットカードからのチャージ時も手数料は無料ですので、即時チャージが可能なこちらをお勧めします。
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