海外送金「Wise」(旧TransferWise)

外国に住んでいると、海外送金が必要になるシーンは多々あると思います。
例えば、引き落としのために日本の口座に送金したり、日本にある自分の資金を居住地の口座に移動させたり。

そんな時におすすめなのが「トランスファーワイズ」という送金サービス。

通常、銀行で海外送金をすると手数料がとても高く、日本から海外への送金の場合送金手数料だけで2000円〜5500円くらい。さらに中継銀行手数料や海外口座での受取りにも手数料が発生する場合があります。
また、外国為替市場で決定されるレートにスプレッドや両替手数料が上乗せされることにより、銀行により両替レートも異なります。
そして何より、マイナンバー制度の始まる前に海外へ移住された方には日本からの送金も、日本での受け取りもとてもハードルが高い。

そんな高額で不透明な海外送金諸々に必要な手数料をシンプルにし、非居住者であることを申請すればマイナンバー問題も解決される送金サービスが「トランスファーワイズ」です。

トランスファーワイズ (TransferWise)のメリット

  • 両替レートには各種手数料を含まないミッドマーケットレートを適用
  • 手数料が安い (欧州(EUR)から日本(JPY)へ送金の場合送金額の0,5%、最低€2,00)
2018年7月5日より日本向けJPYの送金手数料が改定され、今まで0,5%(最低€2,00)だった送金手数料が下記の通り変更となります。
エコノミープラン:€2,70+0,5% (入金方法に銀行振込を利用する場合)
簡単・速達プラン:€2,70+0,7% (入金方法にカード払いを利用する場合)
日本国内の振込手数料が高額なためらしいです。
確かに今までの手数料最低€2,00では国内銀行の他行向けの振込手数料を払うとマイナスになりますね。
(追記2018年7月2日)

例えばよく使うスペインから日本への送金をした場合には

  1. ドイツにあるTransferWiseの口座にEUR建で入金
  2. TransferWiseドイツ口座に着金が確認される
  3. TransferWise日本口座より日本の送金先口座にJPY建で振込指示がされる

というシンプルな送金方法です。
TransferWise口座への送金⑴ですが、銀行振込やクレジットカード・デビットカードが使用できます。クレジットカードを利用した場合は即時入金されるため銀行振込を利用した場合に比べ、着金確認⑵までの時間は短縮されます。

TransferWiseでは実際海外送金は行っておらず、TransferWise日本口座にプールされている日本円から日本国内の相手先銀行口座へ振込みがされますので実際のお金の動きはヨーロッパ内と日本国内のみとなります。

日本の銀行ではマイナンバーを提出しなければ海外送金に制限がかかりますが、TransferWiseの場合はTransferWise日本口座からの振込、TransferWise日本口座への振込となるのでマイナンバーがなくても利用が可能です。

2019年6月よりTransferWiseの送金手数料が変更されたようです。(追記2019年6月13日)
送金手数料改定のお知らせ
2019年6月より、送金にかかる手数料の算出方法が変更されます。以下の案内より、変更内容を確認ください。
TransferWise Price change checker.

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